平成 27年 9月 1日発行     更生保護法人 千葉県帰性会だより「ふくでん」      第 10 号

千葉県帰性会だより 平成27年9月1日
ふくでん 題字
題字:会長 橋本照稔 更生保護法人千葉県帰性会
千葉県千葉市若葉区貝塚町27番地 Tel043-231-1610 Fax043-231-1621
http://www.chibaken-kiseikai.org  E-mail kiseikai@abeam.ocn.ne.jp
 一人でも多く受け入れられる処遇施設としての態勢作りをすすめたい
千葉県帰性会 施設長千葉県帰性会 施設長
 長 沼 秀 明


 この度、千葉保護観察所での勤務が御縁で、6月16日付で施設長に就任させていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。
 さて、更生保護施設の役割は「更生の意欲があっても保護者などの引受人がなく、適当な住居がないなどのために更生を妨げられるおそれのある人達に一定の期間、住居や就労機会などを提供し、順良な社会人として自立更生できるように支援する」ことであり「人生について考える場を提供する学校」であるといわれており、当会の名称の由来にも「人間は本来、仏になる美しい心、仏性を宿している」として、本来の人間に帰って欲しいとの願いを込めて「帰性会」と名付けられたと伝えられています。
 実際場面では、職員の見ていないところで、金をせびり、仕事に行こうとする者の邪魔をするなど、更生とは程遠い生活を送る心ない者もいます。こんな時「人間の持つ仏性」に疑いを持ちたくなることがありますが、その一方で、これまで何回も窃盗をくり返してきて止められなかった人が、更生保護施設の援助で「親身になってくれる人」に巡り合い更生して行ったことを見ることが出来た時、人間に対する信頼を砕こうとする少数者に翻弄されないで、理想と現実の狭間を行き来しつつも理想を諦めることなく、支援を続けて来て良かったと思える瞬間に立ち会える幸運に導いてくれることがあります。
 在会者の一部で格好をつけるなどして秩序を乱してくる人も、根っこの部分では、生育過程において、義理の父親から真冬にベランダに放置され、逆さ吊りにされて熱湯に浸けられる虐待を受けたことなどから、正常な人間関係を築けなくなり、そのことで、社会に溶け込めず「寂しい思い」を持ち続けてきている。そのことで虚勢を張り続けていることなどを理解し、心証を優先させることなく、人間科学に基づいた、これら、人の善意を素直に受け取れなくなっている人達にも対処できる態勢を準備することが求められています。
 総論では人を愛せるが、各論では人を愛せないとならないよう、科学的知見に立った処遇プログラムの数を増やし、いわゆる「素直になれない人」にも対応できる態勢作りをすすめたいと考えています。そのことが、更生意欲のある仮釈放者等を少しでも多く受け入れ可能にし、引いては、自立のための支援を多くの人に提供できる体制が整い再犯防止に繋がると考えています。
ふくでん』とは帰性会が過去「千葉福田院」と称したことに因み、名づけたものであり、「福田」とは佛教語で「善い行いの種子を蒔いて、福徳の収穫を得る田畑」との意味合いとなります。
 題字を書いて戴いた成田山新勝寺貫首であり帰性会会長でもある橋本照稔氏に、この広報誌を「ふくでん」と名付けていただきました。
 千葉県帰性会の担当官となって
千葉保護観察所 保護観察官
 日 高 直 哉


 千葉県帰性会の担当をしています日と申します。よろしくお願いします。
 千葉県帰性会の職員は、昼夜を問わず、犯罪をした人の立ち直りのため、尽力されています。私は、4月から担当になりましたが、職員の御苦労は大変なもので、集団を相手にする(千葉県帰性会の定員は20名)ことの難しさを学んでいます。例えば、お風呂の時間は午後9時までの規則となっています。ある人が残業で遅くなったので、時間を過ぎた後に入浴したいと申し出ても、それを許してしまうと、別の人が「あの人の時は許されたのに、なぜ自分はダメなんだ。」と苦情が出ます。自分が不利益に扱われたことは、よく覚えている人が多いので、規則どおりに、職員全員が指導内容を統一しなければならない難しさがあります。私も、面接場面で、この人にはこういう処置をとりたいが、この人にこういう対処をすると、他の在会者にどんな影響を与えてしまうだろうかと、悩むことが多くなりました。 
 また、千葉県帰性会では、職員が少ない人数で日々の処遇に尽力されています。日勤の時間帯は、複数の職員がいるのでトラブルに対処できますが、午後5時以降の夜間は、1人又は2人の宿直職員で対応しないといけません。日中は働いている在会者が、夜に帰って来た後、夕食、入浴、洗濯や、施設に預けている金品の出し入れに職員が対応します。仕事帰りにストレスが溜まっていたりして、職員とのトラブルは夜間が多いようです。私も、ある時、在会者が職員に対し、理不尽な要求をしている場面に出くわしたことがあります。その場は耐えしのぎ、本人が落ち着いた時に、改めて面接で事情を聴きました。千葉県帰性会の職員が、夜は限られた人数で処遇にあたり、時には危険な思いをしながら、日々の職務を遂行されている姿を見て、自分は保護観察官としての職務をしっかり遂行し、職員をサポートしていかなければいけないと決意しました。
 もうすぐ退所して自立する人と面接をする時、私はよく「帰性会の生活はいかがでしたか」と質問します。すると、苦情や要求事を口にする人はごく稀で、「御飯が美味しかったです。」とか「職員が皆親身になって相談にのってくれた。あれは本当に良かった。」という声をよく聞きます。千葉県帰性会の担当者になってから、私は「感謝の言葉を口にできる人はいいな。」と感動することが多くなりました。
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アメントウ(花桃) アメントウ(花桃)
アメントウ(花桃)
  ● 関東地方更生保護委員会 蛯原正敏 委員長の視察
 関東地方更生保護委員会は関東地方の矯正施設からの仮釈放を審議する委員会です。
 平成27年7月、その委員長である蛯原正敏氏が本会を視察されました。
 施設及び在会者の現状や更生保護施設の苦労話をお聞きになりました。
関東地方更生保護委員会 委員長視察 関東地方更生保護委員会 委員長視察 関東地方更生保護委員会 委員長視察
前列左から三人目が蛯原委員長。 風呂場なども 熱心に視察されました 説明などに 頷かれながら聞かれていました。
 平成26年10月には、田中一哉 関東地方更生保護委員会事務局長(現横浜保護観察所長)も来会されています。
 佐藤千葉保護観察所長、鶴下統括官、森観察官が帯同され、当日は萱原施設長より施設運営などの説明がありました。
関東地方更生保護委員会 事務局長来会 関東地方更生保護委員会 事務局長来会
左から二人目が田中事務局長 娯楽室でも説明を

  
グラフでみる収容状況
グラフ「年度別入会人員」 グラフ「年度別1日平均人員」
グラフ「年度別退所理由」
 平成26年度は、1年間で142名、1日平均人員23.8名を保護することができました。
 個別の統計資料は棒グラフ及び円グラフのとおりとなっています。職員一丸となって、これからも在会者の巣立ちを支えるとともに自立更生を支援し、明るい犯罪のない社会作りに一層貢献したいと思っています。
平成26年度
グラフ「退所時の職業」 グラフ「保護の期間」
グラフ「退所先」 グラフ「退所理由」

 ● ご賛助に感謝いたします

昨年に引き続き多くの方に御賛助いただき誠に感謝申し上げます。
【 平成26年度会費納入者 】
賛助会員
(順不同、敬称省略)
個 人
旭 照愿
阿地 敏子
天笠 榮三
新井 貞男
安藤 真謙
石井 尭慧
石川 隆教
市原 優 
飯島 国扶
伊藤 弥生
宇賀神 好美
内山 松江
遠藤 アイ子
大森 道貫
岡上 宏
緒方 隆幸
岡野 康男
岡野 義広
小畑 哲夫
加藤 義昭
金子 隆昭
川島 義一
川名 清司
菊池 紀生
岸田 照泰
木田 信秀
北村 和英
君塚 淳
工藤 照淳
五井野 照秀
古賀 温子
小島 和子
齊藤 雅次
斎藤 實
佐藤 弘子
白鳥 忠
白鳥 照誉
佐々木 喜代枝
佐野 潤一郎
宍倉 佳代子
島根 康堂
鈴木 照彦
鈴木 房子
鈴木 良太郎
関 晴子
関 義央
橋 紀男
武山 忠孝
田中 成章
田中 瑠玄
鶴岡 勲
戸上 牧子
西尾 孝三
野上 佳成
橋本 照稔
伴 春男
樋口 利治
平野 明
廣田 照滋
深山 俊男
藤代 喜道
保田 研精
向谷 匡史
山ア 照義
山ア 正信
その他 匿名の方々
団 体
(一般社団)千葉県自動車整備振興会
印西地区保護司会
宗教法人延命寺( 富津市)
延命寺(千葉市中央区)
京葉事務器
斎藤石材
佐倉地区保護司会四街道市分会
佐倉地区保護司会酒々井町分会
自性院
秀覚寺
宗教法人最上寺
宗教法人宗胤寺
證明寺(天台宗) 
宝樹院(臨済宗妙心寺派)
千葉エコーライオンズクラブ
千葉県軽自動車協会
千葉県自動車販売店協会
千葉市仏教会
銚子地区保護司会事務局
唱題寺
冨田電機工業
天羽中学校PTA研修部
成田山八街分院不動院
成田八街地区保護司会成田市部
成田八街地区保護司会八街支部
成田山深川不動堂
野田地区保護司会
八街市更生保護女性会
はるのや
八街BBS会
有限会社 大澤土木
龍正院(滑河山)
臨済宗妙心寺派大龍寺
潟Lミカ
鴨タ崙印刷
鰹コ和広告社
樺央自動車工業
潟hット・シー松戸オフィス
潟xルエポック
潟zンダカーズ千葉
潟zンダカーズ千葉東 東金店
潟}ツザキアグリビジネス
潟zンダカーズ西千葉
潟zンダカーズ東葛
潟zンダカーズ東総
潟zンダカーズ松戸
潟zンダクリオ総武
潟zンダプリモ木更津
潟zンダプリモ栗山
渠出商店
牛武商店
(財)アジア刑政財団千葉支部


   その他 匿名の方々

鈴蘭水仙
鈴蘭水仙(スノーフレーク)
花言葉は「皆を引きつける魅力」とか。
 ● 寄付・奉仕に感謝いたします
【 平成26年度分 】
寄 付 者(順不同、敬称省略)
個 人
長谷川照善
五頭俊陽
遠藤正一
安井洋一
兒玉重夫
野口雅俊
松ア征一郎
君塚淳
小畑哲夫
村上佼正
坪井初枝
田中成章
加瀬光子
鶴岡勲
堀越貴美代
伊藤孝子
喜多村幸子
石橋毅
佐藤光久
勝目久雄

須貝昭子
川島猛
その他 匿名の方々
団 体
千葉県更生保護女性会連盟
千葉市更生保護女性会
中央地区更生保護女性会
稲毛地区更生保護女性会
茂原市更生保護女性会
銚子地区更生保護女性会
習志野市更生保護女性会
市原地区更生保護女性会 有秋支部
市原地区更生保護女性会 南総支部
市原地区更生保護女性会 姉崎支部
市原地区更生保護女性会 市原支部
市原地区更生保護女性会 辰巳支部
市原地区更生保護女性会 三和支部
市原地区更生保護女性会 加茂支部
市原地区更生保護女性会 五井支部
香取地区更生保護女性会
香取地区更生保護女性会 多古支部
安房地区更生保護女性会
成田市更生保護女性会
四街道市更生保護女性会
松戸地区更生保護女性会
野田地区更生保護女性会
若葉地区更生保護女性会
睦沢町更生保護女性会
東葛飾地区更生保護女性会
君津地区更生保護女性会
富津地区
袖ヶ浦地区
木更津地区
大網白里地区
長生村更生保護女性会
一宮地区更生保護女性会
長南地区更生保護女性会
夷隅地区更生保護女性会
長柄地区更生保護女性会
市川地区更生保護女性会
白子地区更生保護女性会
八千代市更生保護女性会
船橋市更生保護女性会
鎌ヶ谷市更生保護女性会
習志野八千代地区保護司会 習志野支部
千葉市保護司会連絡協議会
稲毛地区保護司会
稲毛地区保護司会有志
習志野八千代地区保護司会 八千代支部
若葉地区保護司会
花見川地区保護司会
緑地区保護司会
船橋地区保護司会
更生保護法人自誠会
更生保護法人千葉県更生保護助成協会
千葉県更生保護事業仏教協力会
佐倉地区保護司会酒々井分会
埼玉県更生保護助成連盟
千葉県BBS連盟 
富里地区BBS会
千葉少年友の会
グループホーム宮田
NPO法人にこにこ稲毛 京葉カントリー倶楽部
        フェローシップ・エチケット委員会
ひまわりサービス
ふるさと貝塚
美寿し
貝塚第一町内会
一般社団法人千葉県流通商防犯協力会 
君塚鉄筋株式会社
株式会社豊和建設
丸善建設
社会を明るくする運動印西市推進委員会
株式会社西船企業
平成元商 
タカウラ
妙栄山妙好寺
京葉事務器
小池海苔店
ケイエス急送
株式会社地商
トラフト
アヴァンス
人満
アクティブ
株式会社崑崙印刷
村井造園 
しらゆり荘
株式会社光営



   その他 匿名の方々
衣類や寝具など シクラメンの鉢植え
衣類や寝具など在会者や自立して行く者のために役立てます。 シクラメンの鉢植え
心が和みます。
 寄付金をはじめ、衣類・食品、生活用品、その他さまざまな品々を寄付して頂きました。また、清掃・草木の手入れ等のご奉仕を頂き、気持ちの良い生活をさせて頂いています。
皆様の沢山のご寄付・ご奉仕に感謝申し上げます。
  高額寄付者に対する感謝状贈呈
  平成26年度(順不同、敬称省略)
法務大臣の感謝状 委員長の感謝状
  (関東地方更生保護委員会)
千葉市 株式会社 西船企業
千葉市 一般社団法人 千葉県流通商防犯協力会
千葉市 NPO法人 にこにこ 稲毛
京葉カントリー倶楽部
 フェローシップエチケット委員会
銚子市 野口 雅俊
佐倉市 長谷川 照善
銚子市 安井 洋一
銚子市 五頭俊陽
千葉市 株式会社 雄興業
 高額のご寄付を頂いた方へは、法務大臣または関東地方更生保護委員会委員長より感謝状が贈られます。
皆様の厚志に感謝いたします。
 立派な花壇となりました
 平成27年7月14日と23日、若葉更女の皆様が帰性会の前庭をきれいな草花で飾っていただきました。見違えるほど美しくなりました。当日は、猛暑にもかかわらず丁寧な作業をしていただきましたこと、感謝する術はありません。
奉仕 奉仕
  石碑の前にも
  きれいな花壇ができました。

  ● 熊谷俊人 千葉市長 来会
 平成26年9月25日、熊谷千葉市長が帰性会を視察されました。
 当日は、萱原朗施設長(当時)より帰性会の説明があり、その後施設内を案内しました。
 地元の自治体で、しかも政令指定都市の長である熊谷市長の来会は更生保護の実態をご理解して頂く上で大変有意義なこととなりました。
熊谷俊人 千葉市長 来会 熊谷俊人 千葉市長 来会 熊谷俊人 千葉市長 来会
千葉市長(前列中央)と記念写真。 階段下にて
 掲出物の説明を聞かれる。
食堂にて
 ちょうど夕食の準備中
 他にも、保護司会はじめ、賛助・支援くださる皆様や団体など県内外から。また、あらゆる方面の方々が視察や見学に来会して下さいました。ありがとうございました。
帰性会の活動や支援内容等を見て頂けて、有り難いです。

 役 員 の 素 顔
評議員 岡野悦子氏
千葉県帰性会
 評議員
 岡野 悦子
 今回は千葉県帰性会 評議員の岡野悦子氏を紹介いたします。
  岡野評議員は昭和56年に銚子更生保護婦人会会員となり、平成27年に千葉県更生保護女性会連盟会長を退かれるまで更生保護に永きに亘り尽力されてきました。その間、銚子地区保護司ともなり現在は地区理事の要職に就かれています。
 一方、銚子市ボランティア連絡協議会会長として「銚子市福祉まつり」を陣頭指揮されています。
 その登録団体の朗読奉仕グループ「ひまわり」にて小説や新聞、月刊誌等を朗読し、テープに録音して視覚障害者へ貸与するボランティア活動を25年間続けられています。
 将にボランティア(「志願する者」の意)を実践され、余人を持って代えがたい崇高な先生です。
銚子市福祉まつり
銚子市福祉まつり(「社協だより」から転載

 就職研修始まる
 本会では平成27年度から協力雇用主を担当講師に迎えて、就職研修を実施することとなりました。
 就職にあたっての一般的留意事項や就労の意義等について、協力雇用主の担当者から役立つ話を就職を希望する在会者に対して行い、就労意欲を高めてもらうと同時に、立派に改善更生する契機にしてもらいたいとの願から、約一時間の研修ですが実施することとなりました。
 初回は4月23日(木)、株式会社西船企業様を迎えて研修を実施しました。原則として毎月第4木曜日に実施しています。
 研修に参加の在会者は途切れることなく継続していますし、これをきっかけに就労したものもいます。最終的には本会としましては、働くことで再犯防止に繋がればこれに越したことはありませんので、回を重ねてまいりたいと思っています
就職研修 就職研修
在会者の殆どが就職を希望しています。
研修に参加し、皆 真剣に取り組んでいます。就職に結びつくきっかけになったらと思います。
 全 員 集 会
  帰性会の生活についての留意事項が施設長からあった。特に、帰性会は単なる宿泊施設ではなく順良な社会人として自立更生してもらうために必要な準備をしてもらう施設であること、更に、人生について自ら考え学び直す施設であることを確認させている。
また、保護観察所からの指示事項の確認、本会の申し合わせ事項の確認などが行われる。
その中、他人や社会に対する感謝の気持を忘れず生活することなどを力説している。
全員集会 全員集会
在会者に集まってもらい『千葉県帰性会』という施設について確認をしてもらい、今後の生活等についても考えてもらった。。
 在会時の感想  O・Y

 昨年の十一月に大きな期待と不安を胸に帰性会にやってきました。期待とはもちろん、今まで自由のなかった生活から、規則があるがそれまでなかったいろいろな自由がある生活ができる事です。不安とは、まず一番だったのが更生保護施設とはどうゆう所かという事でした。今まで自分はその様な施設にお世話になった事がなかった為、とても不安でした。職員の方はきびしい方なのか、また、他の在会者はどんな人達かとても心配でした。でも、職員の方々といざ接してみると、色々と教えて頂いたり相談にものって頂き本当に助かりました。在会者の方もとても親切な方が多かったです。また規則も相当きびしいかと思っていましたが、せいぜい門限があるという事以外は自主性にまかされていて、少し驚きました。最初の一週間はほとんど眠れず、矯正施設を出たら、あれも食べたい、これも食べたいと思っていましたが、食欲もあまりありませんでした。でも帰性会で出して頂いている食事も、色々なメニューを出してくれておいしかったので、外食はほとんどなかったです。一番の思い出としては、正月前の餅つき大会が印象深かったです。あいにく在会者は5名ほどしか参加していなかったですが、地域の方々や、いろいろな支援をして下さっている方々が来られて、みんな楽しそうにしてた事です。前科者という事で変な目で見られるかなあと思っていたのですが、そんな事はなく普通に接してくれた事が大変うれしかったです。また改めて多くの方に支えられている事を実感しました。長いようで短い間でしたがとても有意義に過ごせたと思います。本当にありがとうございました。(原文のまま)


年末恒例  餅つき大会
 恒例の地域交流餅つき大会が 平成26年12月26日、行われました。
 在会者と職員と地域の方々、それに子どもたちの参加を得て立派な餅がつきあがりました。
 その後、更生保護女性会さまたちのお力を得て、集会室にて皆でごちそうになりました。
 子どもたちの嬉々とした顔がとても印象に残る一日となりました。また来年のその時が来るのが今から待ちどうしいですね。
回覧板
町内会の回覧板で呼びかけてくださいます。
餅つき 餅つき 餅つき
餅つきは 帰性会の裏庭で ちびっ子も在会者も みんなにも ついつい笑顔がこぼれます。 皆さん やる気満々です。
餅つき 餅つき 餅つきの後は、集会室で。
つきたての餅に また笑顔が。
自立支援業務補助賃金職員の配置

 本会では平成27年度より法務省の委託費支弁基準の運用通達にもとづいて、被保護者の更生保護施設退所後の住居確保に向けた支援を充実させ、再犯防止と円滑な社会復帰を図ることを目的に自立支援業務補助賃金職員(以下「SRS」といいます)を配置することとなりました。
 SRSは、Social Residence Supporter の頭文字をとった通称です。SRSが他の補導職員と協力して支援対象者との面接を経て退所先確保のためのアセスメント、それを踏まえたマッチングのために様々な社会資源を開拓・調整します。いわば、「寄り添い型」のパーソナル・サポートです。
 現在2名のSRSを配置しており、1名は主に昼間に対応し、他の1名は夜間に対応しています。人生経験の豊かな職員ですので被保護者の社会復帰に貢献できるものと考えています。
SRS
職員が1対1で向き合います。
在会者の話しをゆっくりと聞き、アドバイスなど行います。
継続 実施中
SST(社会生活技能訓練)
 相手との距離や視線やタイミングの取り方、表情、声の大きさ、声の調子など勉強会を行っています。対人緊張や対人関係に悩む人たちにスムーズな対人関係を可能にすることを目的とした訓練法です。
SST
AAミーティング
 アルコール依存症者の集まりです。毎月2回実施しており、在会中はもちろん、退所後やそれ以外の方々でも参加が可能です。皆、アルコール依存症から抜け出したいと真剣に向き合っています。
AAミーティング


 あとがき
 『ふくでん 第10号』をお届けします。多くの皆様のご支援とご協力により会の運営が保たれていることを、改めて実感させられる時期となり、何とか発行にこぎつけることができました。
 本年は、施設長の交替もあり、職員一同、思いを新たに職務に精励しております。これを機に、在会者の皆さんにも「自分の力で何とかしようと思わなければ、何も変わらない」事をお伝えしながら、皆様のご支援を力として在会者と共にご本人の更生の道を探していきたいと思っております。
 今後とも、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
千葉県帰性会だより ふくでん 第10号
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