平成 28年 9月 1日発行     更生保護法人 千葉県帰性会だより「ふくでん」      第 11 号

千葉県帰性会だより 平成28年9月1日
ふくでん 題字
題字:会長 橋本照稔 更生保護法人千葉県帰性会
千葉県千葉市若葉区貝塚町27番地 Tel043-231-1610 Fax043-231-1621
http://www.chibaken-kiseikai.org  E-mail kiseikai@abeam.ocn.ne.jp
 薬物依存者・高齢犯罪者等の再犯防止緊急対策」について
千葉保護観察所 所長千葉保護観察所 所 長
 岡 坂 吉 朗


 平成28年春の異動で、近畿地方更生保護委員会から転任してまいりました。よろしくお願いいたします。
 更生保護法人千葉県帰性会の役職員の皆様には、平素から、刑務所出所者等の自立更生のために御尽力いただき、深く感謝申し上げます。
 さて、平成26年12月に犯罪対策閣僚会議において決定した宣言「犯罪に戻らない・戻さない」以降、刑務所出所者等を実際に雇用する協力雇用主数は大幅に増加し、また、これまで減少傾向にあった保護司数も増加に転じるなど、刑務所出所者等の立ち直り支援のための体制は整いつつあります。しかし、その一方で、立ち直りに様々な課題を抱える薬物事犯者や犯罪をした高齢者・障害者等の多くは、十分な支援を受けられないまま再犯に至っている現状があります。
 こうした中、平成28年7月12日犯罪対策閣僚会議は「薬物依存者・高齢犯罪者等の再犯防止緊急対策 〜立ち直りに向けた “息の長い”支援につなげるネットワーク構築〜」を決定しました。
 この緊急対策では、2020年を目途に、全国各地に薬物依存者や犯罪をした高齢者・障害者等の立ち直りを支えるネットワークを構築することを目指し、そのために次の事項に取り組むこととしています。
  T薬物依存からの回復に向けた矯正施設・保護観察所による指導と医療機関による治療等を一貫して行う。
  U地域社会とつながった指導・支援を刑事司法の各段階において行う。
  V立ち直りに向けた“息の長い”支援に取り組む民間の活動を推進する。
 特にVにおいては、全国各地の更生保護施設において、薬物依存者や高齢者・障害者を始めとする帰るべき場所のない出所者等の受入れや更生保護施設からの退所後も通所により必要な指導・支援が受けられる取組など¢ァの長い処遇の全国展開を推進することが示されています。
 千葉県帰性会におかれましては、このような新たな動きにも御配意いただき、出所者等の自立支援に御協力をお願いいたします。
ふくでん』とは帰性会が過去「千葉福田院」と称したことに因み、名づけたものであり、「福田」とは佛教語で「善い行いの種子を蒔いて、福徳の収穫を得る田畑」との意味合いとなります。
 題字を書いて戴いた成田山新勝寺貫首であり帰性会会長でもある橋本照稔氏に、この広報誌を「ふくでん」と名付けていただきました。

訃 報
 平成17年から弊会の役員として、特に賛助会の維持発展に多大なるお力をいただいた
君塚淳副理事長 が、平成28年9月3日、お亡くなりになりました。満87歳でした。
ここに深甚なる感謝の誠を捧げますとともに、
謹んでご冥福をお祈りします。


 役 員 の 素 顔
監事 大土かず子
千葉県帰性会
 監事
 大土 かず子
― 帰性会とのかかわり ―

 保護観察対象者の一部に遵守事項として義務づけられた社会貢献活動が、27年度から実施されている。活動を通して自己有用感、社会性、規範意識を得ることがねらいである。
 中央地区保護司会では、この活動の先行実施として23年度から千葉ポートパークでの清掃を行ってきた。毎月一回、保護観察官、保護司、4人前後の帰性会在会者の参加を得て、海岸のごみ拾いを行った。
在会者の皆さんは、いつも時間いっぱい黙黙と活動したが、コミュニケーションをとることが苦手とみえ、周囲と会話することが難しいようにうけとれた。私は努めて自分から話しかけるようにした。「故郷はどちらですか」と尋ねると、その地方の話題に広がった。「ごみを沢山拾いましたね」から、ごみの中味を見て社会の状況に話が及んだりもした。
 活動後は全員で反省と感想の話し合いをした。「自分が活動してきれいになり楽しかったです」「千葉にこんな良い所があるとは知りませんでした」から「来月また参加したいです」と話が弾んだが、保護司として在会者とのかかわりを深めるにはどのような言葉かけや活動が望ましいか考える場でもあった。
 最近の帰性会では、保護司が在会者の歌唱指導や個人との面談を行い、好ましい成果をあげていると聞く。私は保護司を退任後、監事としてかかわらせていただいているが、在会者が一日も早く社会に復帰できるような手助けができたら、帰性会のこの尊い存在を社会に広めていくことができたらと切に思っている。
  ● 国会議員 御視察
 平成27年9月7日、猪口邦子氏、小西ひろゆき氏、秋本まさとし氏、三名の国会議員が本会を視察されました。
 刑務所出所者等の再犯防止に重要な役割を果たしている更生保護施設に対するご理解を深めていただくために実施されたもので、兒玉理事長ほか小畑副理事長、加藤常務理事、長沼施設長、そして千葉観察所の方々との懇談の後、長沼施設長が館内を案内いたしました。猪口議員から「大変キレイにしてある施設ですね」とお褒めの言葉を頂きました。
国会議員 御視察 国会議員 御視察
猪口邦子氏(前列一番左)
小西ひろゆき氏(右隣)
秋本まさとし氏(前列右から二番目)
長沼施設長の説明に耳を傾けられていた。

 「 縁 」
千葉保護観察所 統括保護観察官千葉保護観察所 統括保護観察官
 藤 村 邦 弘


 この4月の人事異動により水戸保護観察所から千葉保護観察所に転任となり,更生保護法人関係業務を担当させていただくこととなりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私は宮城県で生まれ,都内と埼玉県内で青春時代を過ごし,世帯を持って数年後に,縁あって千葉県在住となりました。県民となって20年近くが経ちますが,初めて地元で仕事をする機会に恵まれました。
 昔話になりますが,私が保護観察官に補職後,新任保護観察官対象の研修を受けましたが,そのカリキュラムに更生保護施設宿泊研修がありました。研修員が5〜6名のグループに分かれ,都内や近県に所在する更生保護施設に一泊して研修を受ける内容でした。補職時の勤務庁は浦和保護観察所(現さいたま保護観察所)でしたが,当時は埼玉県内に更生保護施設が無く,私はそれまで更生保護施設を訪れる機会がなかったため,更生保護施設の訪問に興味津々でした。私のグループの割当先が「帰性会」に決まり,初めて訪れる更生保護施設となったのでした。研修では施設担当官である先輩保護観察官の対象者面接に同席したり,食堂で在所者と一緒に夕食を取り,当時の施設長から帰性会の歴史や更生保護施設の処遇などについて夜遅くまで熱い思いを聞かせていただいたことなどを印象深く覚えています。そして,巡り巡って,この度,帰性会の担当ということになり,何か不思議な「縁」を感じているところです。 
 昨今は刑務所出所者等の再犯防止が喫緊の課題となっています。帰性会には,再犯防止のためのキーワードである「居場所」と「出番(仕事)」を対象者に与えるという大きな役割を担っていただいており,年間収容率や平均在所日数などを見てもその実績は全国でも相当高い水準にあることがうかがえます。なるべく多くの希望者を受入れて,職員一丸となって,対象者の在所中に更生のきっかけづくりや今後の生き方を見出せるような処遇を心がけているほか,退所した対象者のフォローアップ事業にも積極的に取り組む旨の話を施設長からうかがいました。帰性会に入所する多くの刑務所出所者等が,帰性会に入所した「縁」により,更生の道を歩んでほしいと願いますし,帰性会を自分の「ふるさと」として,相談事や近況報告などで帰性会に立ち寄る対象者が増えることを期待したいところです。
 更生保護施設に対する役割や重要性が高まっており,微力ではありますが,処遇施設として帰性会の更なる発展のため,役職員の皆様と一緒に更生保護事業の推進に努めていきたいと思います。
 今後とも関係者の皆様,地域の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
 千葉県帰性会の担当官 として
千葉保護観察所 保護観察官 千葉県帰性会担当千葉保護観察所 保護観察官 千葉県帰性会担当
 佐 藤 薫



 平成28年4月から千葉県帰性会の担当をしております佐藤薫と申します。更生保護施設を担当することは、前任地の東京保護観察所で更生保護施設を担当して以来4年ぶりです。
 帰性会は、全国の更生保護施設のなかでも収容率は高く、平均在所日数が短期間であるなど全国から注目を集める施設です。これも平素から、帰性会の職員の皆様や関係機関の皆様の賜物であります。この場をお借りして御礼申し上げるとともに、今年度もより一層のお力添えをお願いいたします。
 更生保護施設とは、刑事施設等から釈放された人や保護観察を受けている人のなかには頼るべき親族等がいなかったり、生活環境に問題を抱えているという理由で、直ちに自立することが難しい人が少なくない。更生保護施設は、こうした人たちを一定期間宿泊させ、食事の提供、就職支援、社会生活に適応させるために必要な生活指導を行うことなどして、再犯を防ぎ、円滑な社会復帰、自立を支援する施設です。
 入所者は、更生保護施設在所中に仕事に就き、自立資金を蓄え、自立を目指すことが基本であり、指導する側の人は、入所者へ自助の責任を自覚させる、促すことが重要であります。そのために、指導する側の人は、入所者の受け入れ調整、各種生活指導、処遇プログラムを実施しています。しかし、入所者の傾向として、何をすれば自立できるか、再犯しないためには何をすべきか、自身のおかれた状況を客観的に捉え本気で自身の犯した罪と向き合おうとする人は少ないように感じます。入所者ができないことを助けることは簡単ですが、自助は、自分でできる事を広げるといった意味合いがあり、入所者自ら努力することを求めているのです。入所者本人の有する能力に応じ、自立した日常生活を送ることができることを目指しています。
<< 季節毎に花を咲かせてくれる庭の木々たち >>
紫陽花(アジサイ) 梔子(クチナシ) ランタナ 百日紅(サルスベリ)
紫陽花(アジサイ) 梔子(クチナシ)
甘い香りに初夏を感じます
玄関に咲く可愛い花「ランタナ」
花の色が変わっていくので
和名は「七変化」。
百日紅(サルスベリ)
夏の暑さにも負けず・・・

 ● ご賛助に感謝いたします

昨年に引き続き多くの方に御賛助いただき誠に感謝申し上げます。
【 平成27年度会費納入者 】
賛助会員
(順不同、敬称省略)
個 人
石川 隆教
大森 道貫
鈴木 房子
石井 本子
斎藤 實
矢部 幸子
波木 奏美
田代 育子
小島 和子
田中 成章
岸田 照泰
工藤 照淳
平野 明
西尾 孝三
武山 忠孝
深山 俊男
島根 康堂
山ア 正信
保田 研精
川名 清司
白鳥 照誉
山ア 照義
天笠 榮三
新井 貞男
岡上 宏
鈴木 照彦
五位野 照秀
小畑 哲夫
緒方 隆幸
阿地 敏子
旭 照愿
樋口 利治
木田 信秀
岡野 義広
北村 和英
安藤 真謙
市原 優
関 義央
野上 佳成
佐野 潤一郎
廣田 照滋
内山 松江
川嶋 義一
高橋 紀男
藤代 喜道
岡野 康男
遠藤 アイ子
伴 春男
白鳥 忠
君塚 淳
佐々木 喜代枝
戸上 牧子
高橋 禳
兒玉 重夫
その他 匿名の方々
団 体
(株)マツザキアグリビジネス
(一般社団)千葉県自動車整備振興会
千葉県軽自動車協会
超林寺
八街更生保護女性会
(株)ホンダカーズ西千葉
延命寺(千葉市中央区)
(株)ホンダプリモ新千葉
印西市保護司会
臨済宗妙心寺派大龍寺
佐倉地区保護司会 四街道市分会
(株)ホンダプリモ小見川
宗教法人宗胤寺
(株)ホンダカーズ千葉
(株)ホンダクリオ総武
(株)ベルエポック
千葉市仏教会
成田山八街分院不動院
秀覚寺(石川智憲)
冨田電機工業(株)
(株)ホンダカーズ東総
(株)ホンダカーズ千葉東 東金店
成田八街地区保護司会 八街支部

(株)ホンダカーズ松戸
龍正院(滑河山)
野田地区保護司会
(株)ドット・シー松戸オフィス
(株)ホンダカーズ東葉
(財)アジア刑政財団 千葉支部
薬王寺
自性院
(株)キミカ
(有)大澤土木
千葉エコーライオンズクラブ(会長)水川明美
(株)ホンダカーズ東葛
銚子地区保護司会事務局
證明寺(天台宗)
佐倉地区保護司会 酒々井町分会
(有)黒川商店
成田山深川不動堂
(株)中央自動車工業
はるのや
京葉事務器(株)
(株)崑崙印刷
(有)尾出商店
(株)昭和広告社


   その他 匿名の方々

花
室内にも花を。
心を和ませてくれます。
 ● 寄付・奉仕に感謝いたします
【 平成27年度分 】
寄 付 者(順不同、敬称省略)
個 人
中川秀範
遠藤正一
君塚淳
田中成章
古澤由紀子
安井洋一
兒玉重夫
野口雅俊
松ア征一郎
小畑哲夫
加藤義昭
村上佼正
坂宮敬三
石井啓誉
青柳喜一郎
安井兼光
鴇崎すみ江
寺田み江
藤井雅美
坪井初枝
喜多村幸子
加瀬光子
西川照幸
今井きく
佐藤光久
堀越貴美子
伊藤孝子
石橋毅
本澤俊雄
且服美津子
能勢賢一
その他 匿名の方々
団 体
若葉地区保護司会
若葉地区更生保護女性会
稲毛地区更生保護女性会
稲毛地区保護司会
中央地区更生保護女性会
花見川地区保護司会
緑地区保護司会
(更)千葉県助成協会
四街道市更生保護女性会
市川浦安地区保護司会
市川地区更生保護女性会
成田市更生保護女性会
習志野更生保護女性会
習志野八千代地区保護司会 習志野支部
八千代地区更生保護女性会
八千代支部保護司会
船橋市更生保護女性会
佐倉市更生保護女性会
富里市更生保護女性会
千葉県更生保護女性会連盟
野田地区更生保護女性会
木更津地区更生保護女性会
君津地区更生保護女性会
富津地区更生保護女性会
袖ヶ浦地区更生保護女性会
市原地区更生保護女性会
茂原地区更生保護女性会
白子町更生保護女性会
東葛飾地区更生保護女性会
茨城県麻生地区保護司会
睦沢地区更生保護女性会
市原地区更生保護女性会 有秋支部
市原地区更生保護女性会 姉崎支部
市原地区更生保護女性会 南総支部
市原地区更生保護女性会 加茂支部
市原地区更生保護女性会 市津支部
市原地区更生保護女性会 三和支部
市原地区更生保護女性会 五井支部
市原地区更生保護女性会 辰巳支部
市原地区更生保護女性会 市原支部
長生村更生保護女性会

夷隅地区更生保護女性会
一宮地区更生保護女性会
安房地区更生保護女性会
千葉市保護司会連絡協議会
社会を明るくする運動 佐倉市推進委員会
松戸地区更生保護女性会
千葉少年友の会
千葉市更生保護女性会連絡協議会
埼玉県小川地区更生保護女性会
千葉県BBS連盟
長南町更生保護女性会
野田地区更生保護女性会
銚子地区更生保護女性会
富里地区BBS会
長柄地区更生保護女性会
酒々井地区更生保護女性会
香取地区更生保護女性会
香取地区更生保護女性会 多古支部
ひまわりサービス
一般社団法人千葉県流通商防犯協力会
NPO法人にこにこ稲毛 京葉カントリー倶楽部
  フェローシップ・エチケット委員会
貝塚第一町内会
自誠会(ギンビス)
東禅寺
(株)西船企業
(更)更生保護事業振興財団
(株)盛興業
(有)丸善建設
タカウラ
(株)豊和建設
関東塗装工業(株)
日進興業(株)
ふるさと貝塚
(株)クラフト
朝日コーポレーション
ケイエス急送(有)
(株)一心
(株)君塚鉄筋
長光寺



   その他 匿名の方々
ご寄付 ご寄付 ご寄付 ご寄付
テレフォンカードなど
有効に使わせて頂きます。
衣類やタオルなど
在会者のために使わせて頂きます。
洗剤など
ありがとうございます。
色とりどりの野菜や果物を
沢山頂きました。
 寄付金をはじめ、衣類・食品、生活用品、その他さまざまな品々を寄付して頂きました。また、清掃・草木の手入れ等のご奉仕を頂き、気持ちの良い生活をさせて頂いています。
皆様の沢山のご寄付・ご奉仕に感謝申し上げます。
  高額寄付者に対する感謝状贈呈
  平成27年度(順不同、敬称省略)
法務大臣の感謝状
千葉市  一般社団法人 千葉県流通商防犯協力会
千葉市  NPO法人にこにこ稲毛 京葉カントリー倶楽部 フェローシップエチケット委員会
 高額のご寄付を頂いた方へは、法務大臣または関東地方更生保護委員会委員長より感謝状が贈られます。
皆様の厚志に感謝いたします。

  
グラフでみる収容状況
グラフ「年度別入会人員」 グラフ「年度別1日平均人員」
グラフ「年度別退所理由」
 平成27年度は、1年間で132名、1日平均人員22.6名を保護することができました。
(昨年度は、1日平均人員23.8名)
残念ながら無断退所者が10名と出てしまいましたが、今後も一人でも多くの自立更生を支援し、明るい犯罪のない社会作りに貢献したいと思います。
平成27年度
グラフ「退所時の職業」 グラフ「保護の期間」
グラフ「退所先」 グラフ「退所理由」

 
 季節を感じられる花壇となりました

 若葉地区更生保護女性会の皆様が、去年に続き帰性会の前庭をきれいな草花で飾っていただき、とてもキレイになっています。
 当日は、猛暑にもかかわらず丁寧な作業をしていただき、有難うございました。

奉仕 奉仕
季節の花々で
きれいな花壇ができました
   
 調理場のガスレンジが新しく

 今年の六月に調理場のガス・レンジが新しくなりました。
調理員の方も気分を一新して、在会者のリクエストも聞きつつ、おいしいご飯をたくさん作ると意気込んでおります。

ガスレンジ ガスレンジ
  ピカピカです♪
   
   
 地域の皆様と  餅つき大会

 地域交流もちつき大会が、平成27年12月27日に行われました。役職員をはじめ在会者と地域の方々、それに子供の参加があり、にぎやかな年末の恒例行事になっています。
あまり、もちつきを経験したことがない子供たちも『やってみると楽しい』とニコニコしながら話していました。

餅つき
帰性会の正面玄関にて。
地域の方々も大勢参加してくださいました。
餅つき 餅つき
集会室で、つきたてのもちをみんなで食べます。 地域の子供も参加してます。
きねって結構、重いよね。
   
 帰性会と私  K・F

 私が帰性会に入寮して以来、多数の人と知り合う事が出来ました。皆さんそれぞれ年令や、性格の違いこそあれ、比較的優しく接して下さっているので、帰性会の生活に於て何の不満もなく、一日一日を楽しく大事に過ごしています。又職員の皆さんも普段は気楽に話しかけて下さいますし又、ちょっとしたトラブルがあればそれなりに厳しく対応されて大変メリハリのある指導をして下さいます。又就活や将来の生活の見通し等、誰にも不安は有りますが快く相談に応じて下さいます。又定期的にAAミーティングという名称の座談会形式の会合が催されています。これは過去にアルコール依存症を患った人達が症状をどうやって克服したかといった体験談を複数の体験者が発表して、今後、依存症を避ける為にはどういった対策を講じれば良いのかといった様な話し合いの場を設けられています。又、レクリェーション的にも歌唱指導も定期的に行われていますし、定期的に医療検診も任意では有りますが実施されています。そして在寮生の間の交流も盛んで、娯楽室では常に数人が集って和気あいあいと巷談議をしています。
 又食事に付いても栄養のバランスを考慮した料理が出されています。各人にとって多少の好き嫌いや不満もあるかと思いますが私にとっては何の不足も有りません。料理人の皆さんに感謝します。以上の様に物心両面で私達の支えとなっています。収容所を出て行き場のない不安を持った私達にとって、一時的にしろこの様な施設が存在しているという事に対して安心感が有りますし、将来に対しての希望が沸いて来ます。これからの残り少ない寮生活を有意義に過ごし、社会生活の糧とします。(原文のまま)


   
 歌唱指導

 今年六月から歌唱指導が始まりました。  懐かしい歌や、なじみ深い童謡など。大声を出すことで、日頃のストレスを発散できるようです。
 先生は、元千葉市中央区保護司会副会長、千葉市吹奏楽連盟副会長ほか、沢山の肩書きを持ち、あらゆる施設での指導や老人ホーム等の慰問活動、テレビやラジオなどでも活躍されている徳永 馨先生。多忙な中を来会し、歌を楽しく指導してくださいます。
 軽やかなアコーディオンの音色と和気あいあい とした雰囲気。あっという間に時間が過ぎていきます。大きな声で歌うと、気持ちがスッキリ! 心のデトックス効果も期待できそうです。
 参加した在会者からも「普段大声を出すことがないので、歌うことでストレス解消になる」「歌うことで気持ちが前向きになれる」などの感想が聞かれます。

歌唱指導
和気あいあいとした雰囲気の中、
大きな声で歌います。
歌唱指導
リズムや発声など、
徳永馨先生の楽しい指導に引き込まれます。
   
 【フォローアップ】

 フォローアップ事業は、更生保護施設の職員による支援対象者の宿泊場所等への訪問又は支援対象者による更生保護施設等への通所により、更生保護施設の職員が支援対象者と面談した上で、例えば「規則正しい生活習慣の形成のための助言をする」支援です。
 平成28年度から実施することとしました。現在(平成28年8月)、支援対象者は十名で、補導主任がこまめに巡回支援しています。
 【早朝日課】

 早朝日課が開始されました。
 在会者に対して、月曜日から金曜日の毎日朝九時から十時まで、処遇を補完する意味もあり、施設長と補導主任が分担して始まりました。
 第一回は7月1日に行われました。少年院での更生プログラム(犬の訓練)を映像で紹介して視聴するものでした。
 その他、社会生活力プログラムでの話やテレビ体操の実践が次々と行われています。
対象は、未就労者、不就労者、不出勤者です。正当な理由なくして欠席はできません。漫然と過ごさないで、何か得るものがあればと考えています。
 SST(社会生活技能訓練)
 対人関係に悩む人たちにスムーズな対人関係を築くための訓練です。
 今では、職場などさまざまな施設や場面で実践されていますし、講師の先生が分かり易く、丁寧に教えてくれます。
 AAミーティング
 アルコール依存者の自由意思で参加している集まりです。
 毎月2回を実施しており退所後や外部の方でも参加は可能です。
 今日一日、ともかく最初の一杯に手をつけない、メンバーはこのことを心がけています。


 あとがき
 『ふくでん 第11号』の発行ができました。
 初めて、ふくでんの準備に携わりましたが、必要な資料が多いことに驚かされました。特に、原稿集めがたいへんでした。協力して頂いた皆々様この場をかりて厚く御礼申し上げます。
 間違いも多々あると思いますが、お許し願いたいと思います。
 ホームページもぜひご覧ください
千葉県帰性会だより ふくでん 第11号
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